国税専門官

独立することは十分に可能です。

しかし、独立した時に最も苦労するのは、「顧問先の確保」です。

お金に関する業務ということもあって、
一から自分で顧問先を開拓していくのは難しいかと思われます。

独立するにしても顧問先を斡旋してもらえるのは局長・署長クラスにまで出世した、
ごく一握りの職員だけのようです。

国税専門官は、国税を公平・かつ円滑に確保するために働く人々の事を指します。

国を運営するのに不可欠なのが「国税」です。

具体的には、個人や会社を訪問し、
正しく納税申告が行われているかどうかを調査をし、

滞納者には納税を促したり、悪質な脱税の疑いがある場合に強制調査などを行い、
告発したりします。

国税に関する制度の調査、企画、立案などを行うこともあります。

正義感や判断力、行動力が必要な仕事なのです。

国税専門官になるためには、
年に一度実施される採用試験に合しなければなりません。

筆記試験、人物試験（個別面接）、身体検査があります。

難易度が比較的高く、人気のある試験です。

採用後には充実した研修が行なわれることも、人気の一つのようです。

この国税専門官基礎研修は、税務大学校和光校舎（埼玉県和光市）をはじめとする、
全国各地の地方研修所において実施されます。

しかし、中には「通行が困難である」方もいらっしゃるでしょう。

このような場合などは、各研修施設内にある学寮に入寮することができます。

※収容能力に応じて、ということになりますので、ご注意ください。

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