必要な能力とは?
国税専門官には、豊かな教養・高度な専門知識だけでなく、
仕事の性質上(お金を取り扱う職業なので)、
強い精神力・バイタリティーが要求されます。
コミュニケーションの能力も大切です。
「お金だけ、数字だけを取り扱う、無機的な仕事」ではなく、
「人間を相手にした、お金の管理業務」なのです。
相手が人間であるということは、コミュニケーション能力は必須です。
何度も書いていますが、「お金に関わる業務」ですので、
細心の注意を払って臨まなければなりません
税務の職場では、このような資質をもった国税専門官の活躍が期待されます。
適性検査について
国税専門官の1次試験での適性検査として、
「性格検査」というものが実施されます。
よくある質問の中のひとつに
「適性検査は合否に直接関わるのでしょうか?」といったものがあります。
国税庁は「人物試験の参考とさせていただいています」としていますが、
どの程度「参考にする」のかは、明言していません。
実際、この性格検査で「異常あり」と判定された方も、過去に何名かいらっしゃいます。
「全く関係ない」という方もいれば、「重視されている」という方もいて、
多くの憶測が飛び交っています。
「職務に不適性である」と診断されたら、
もうその時点でアウトになってしまうのでしょうか?
はっきりとしたことはわかりませんが、私自身は「合否に関係ある」と考えます。
なぜなら、1次試験の受験者数は毎年、15000人〜20000人。
採用する側の心境としては、少しでも手間を省くためにも、
不適切な受験者は1次試験を通過させない方が、
その後の採用も進めやすくなるはずです。
それに、「合否に関係ない」試験を実施するとは思えません。
確実ではありませんが、これらのことを考えてみると、「関係あり」と判断した方が
無難かと思われます。
参考になれば幸いです。
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